渋野日向子(21=サントリー)が日替わり進化で、復活の兆しを見せた。2バーディー、ノーボギーの70で回り、通算6アンダーの210で30位。3日間で壁を1つ1つクリアし、「強いしぶこ」の完成にちょっとずつ近づいていく。
<佐伯三貴のスリーポイント解説>
渋野選手の良かった点、取り戻してほしい点を3つ挙げると(1)ノーボギー、(2)強気のパッティング、(3)ムチのようにしなるショットです。今大会は日に日にボギーが減り最終日はノーボギー。パットが決まらず、厳しい自己評価をしていますが、もっと自分で自分をほめてほしい。パットは1つ決まれば、乗っていくこともあります。自分に厳しすぎると乗っていくものも乗らない。気持ちとともに成績は上がるもの。ノーボギーでのラウンドは、必ず次につながる要素なので自信にしてほしい。
最近見ないのが強気のパットです。昨年の方が外し方が大きく、今年はセーフティーに打っている印象。AIG全英女子オープンで勝った時は、外したら3パットも覚悟の強いタッチでした。考えすぎてボールにスピードが出ず、カップに届かないという、もったいない外し方が増えました。
腕とシャフトが一体化した、ムチのようにしなるショットも減りました。緊張などで硬くなり、腕の長さを生かせていません。結果が出ない時期は誰もが通る道。宮里藍さんもありました。プロ生活は長いので、今のうちに悩んで、一皮むけた姿を見せてほしいですね。
笹生選手は、すばらしかったですね。飛距離は出るし、スイングが群を抜いています。軸良し、バランス良し。下半身が安定して動かないので、パッティングもすばらしかったですね。9バーディー、ノーボギー。最終日にこれだけ伸ばせるというのは、スター性を感じます。(プロゴルファー)

