新世紀世代(01年度生まれ)で今季2勝の笹生優花(19=ICTSI)が、同じく2勝だった1学年上の古江との同組対決で後れを取った。

首位古江と2打差2位でスタートし、1番で3パット・ボギー。古江がボギーとした7番でもダブルボギーをたたくなど、2バーディー、1ダブルボギー、2ボギーの73でスコアを2つ落とし、通算11アンダーの3位に終わった。ホールアウト後は「勝つのは1人だけなので。自分はそこまで悲しいとか、もったいないとは思わず、もっと練習しろ! と思います」とさばさばした表情で話した。

今季3勝目を挙げた古江については「古江さんはすごく優しい。すごく安定していて、パットもうまいです」と話した。

また、優勝していれば、ツアー最速の13戦目で生涯獲得賞金1億円突破だったが、可能性が残るJLPGAツアー選手権リコー杯(26日開幕、宮崎CC)までお預けに。「お金がもらえるのはもちろんうれしいですが、ゴルフをしたいので(プロゴルファーを)やっているので」と興味はない様子だった。