渋野日向子(22=サントリー)が首位と2打差2位から5打差6位に後退し、最終日を迎える。

この日は第2ラウンドまでと違って風が強く、37選手中アンダーパーを出したのは9人。渋野も苦しみ、2バーディー、4ボギーの74で通算5アンダーにスコアを落とした。

渋野は「風の中でよく耐えたんじゃ、と思います。パー5でバーディーが取れなくて、ドライバーもなかなかフェアウエーキープできず、チャンスを多く作れなかった」という。

首位原英莉花とは5打差となったが、逆転を諦めたわけではない。

「今の私を思えば、この試合に出られることも、この位置にいられることも奇跡みたいなもん」としたが「何打差? 5打差か…。ビッグスコアが出れば、ありますよ。出せば、の話ですが。波に乗っていけたら」と前向きだった。