ミレニアム世代(00年度生まれ)の西村優菜(20)が首位と1打差2位で最終日に挑む。

最終組の1つ前、渋野と2サムでプレーし、5バーディー、3ボギーの70。最終18番でボギーを喫したが。通算9アンダーで首位原に食らいついた。

スタート1番パー4でボギーが先行した。ドローヒッターの西村は「左からの風が苦手で(それに対し)左に打っていってラフに入った。アプローチもパーパットも、打ちたいところには打てた。だから“仕方ない”と気持ちは切り替えられました」という。

昨年のプロテストに合格。ルーキーの今季、9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権は最終日を首位で迎え、7位。10月の三菱電機レディースでツアー初優勝。同世代で同じ関西出身の古江が注目を集めるが、実績は見劣りしない。「今年の最初に立てた目標が“リコーカップに出る”こと。特別な位置づけをして臨んだ大会なんで、優勝争いをしていることがうれしいです」。今季ツアーメンバー登録したプロで、身長150センチと最も小柄なルーキーはワクワクしている。