国内女子ツアーの増枠予選会(QT)ファイナルステージの第2ラウンドが2日、兵庫・有馬CCで行われた。鶴岡果恋と鈴木麻綾が、通算4アンダーで並んで首位に立った。

鶴岡は、第1ラウンドで1オーバーの27位だったが、一気に5つ伸ばした。3つ伸ばして1打差の通算3アンダーとした原江里菜が3位。通算2アンダーの4位に山路晶、蛭田みな美ら7人がつけている。さらに田辺ひかりや、渋野日向子の作陽高後輩・石川怜奈ら6人が同1アンダーの11位で追い、金田久美子は同1オーバーの24位となっている。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20、21年のツアー及び下部ツアーを「20-21年シーズン」に統合したため、20年は従来のQTを実施せず、21年の出場優先順位も19年QTランクを適用する。ただ、21年は出場人数を「5~10人」程度増やすトーナメント(現時点で11試合+数試合)を予定しており、その増枠分の出場権を争う場として今回の予選会を実施した。

予選会は3日間54ホール競技で行われ、最終的に上位10人前後が、ツアー10数試合の出場権を手にする見込みとなっている。