キャロウェイゴルフは20日、「2021年キャロウェイゴルフ新製品記者発表会」をオンラインで開催した。

発表会には同社と契約する女子プロゴルファーの河本結(22=リコー)、田中瑞希(22=ニトリ)、西村優菜(20=スターツ)が出席し、新製品の性能などを語った。河本は新ドライバーを試打した際に従来モデルとは違うボールの飛距離や伸びを感じたといい「とにかくすごいです。みなさんにもぜひ打ってもらい、実感してもらいたい」と話した。

今回、同社はドライバーに新技術「JAILBREAK AI スピードフレームテクノロジー」を搭載。AIによる解析と設計を初導入し、フェース面内部に組み込まれていた従来の2本の柱をフレーム状とすることでボディーの垂直方向、水平方向の剛性をさらに高めた。これらの技術により、より効率的なボールへのエネルギー伝達が可能となり、ボールの初速や飛距離の向上を実現させた。

田中は打感にも変化があると口にし「ボールのつかまりがすごくて、(試打の)最初から良い数字が出た」と絶賛。西村はクラブの振りやすさにも着目し、「従来のクラブとは違った強さが自然に出せる。当たったときの強さが手に伝わってくるので、自分が頑張らなくてもボールが前に出てくれる感じもある」と話した。

最後にはそれぞれが今季の意気込みも口にした。新ドライバーを気に入り「早く試合で使いたい」と話していた河本は「このクラブ、テクノロジーが私を支えてくれるんじゃないかなと思いました。今年、このドライバーに力を借りながら、米国でも日本でも優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。田中はツアー初優勝、西村は複数回優勝を目標に掲げ、生配信の視聴者へ応援を呼びかけた。

今回、同社からはドライバーのほか、フェアウエーウッド、ユーティリティー、アイアン、パターの各クラブとボールが新たに発売される。