男子ゴルフで昨年のダンロップ・フェニックス2位の石坂友宏(21=日本ウェルネススポーツ大)が、逆転賞金王を目指すことを宣言した。

20日、テーラーメイドのオンライン新製品発表会に参加。新型コロナウイルス感染拡大の影響による昨年の試合減で、昨年と今年が統合された今季の目標として「出られる試合は優勝して、レギュラーツアー2勝、賞金王を目指したい」と力説した。13年の松山英樹以来2人目となる、ルーキーシーズンでの賞金王の快挙に照準を定めた。

石坂は現在賞金ランキング15位で、首位の稲森佑貴を約3000万円差で追っている。アプローチとパターを武器に、ダンロップ・フェニックスでは、金谷拓実との1時間を超えるプレーオフで実力を証明。タイガー・ウッズらも契約するテーラーメイドと今年から総合契約を結んだ。「世界のトップ選手が使っているブランド。頑張らなきゃいけない」と、充実の支援体制を力に変えるつもりだ。