女子ゴルフの渋野日向子(22=サントリー)が3日、2月に開設した自身のYouTubeチャンネルを更新し、ウエッジを従来の2本から4本に倍増して今年初戦のダイキン・オーキッド・レディース(4~7日、沖縄・琉球GC)に臨む計画を明かした。

沖縄入り後に撮影した動画だといい、飲食店で、もずくなどをほおばりながらトークを展開。「ウエッジを4本にしました。パー5でのバーディー率を上げるため、100ヤード以内の再現性を高めるため。もっと簡単に100ヤード以内を打つためですかね。今まで2本だったのを4本にしたので」と明かした。

動画は食事をしながらマネジャーらから質問を受ける形で、16分余りにのぼる。ウエッジを4本にしたクラブセッティングについて「機能している?」と問われると「それは試合でやってみないと分からない。合うか合わないかじゃなく、合わせていく! つかんでいく! 練習でできても、試合でできなかったら意味がない。ただ、練習でできなかったら試合でもできないから」と、次々と食べ物を口に運びつつ、熱く語った。

今年初戦を目前に控え、今年の目標について問われると「目標は正直、ないです。目の前のことしかできないので。やるべきことを、やりきることを今年は頑張ります」と語った。一方で、初出場となるダイキン・オーキッド・レディースは「夢では、予選落ちする夢を見ました。現実では、予選通過できるように頑張ります」と、笑って話していた。