国内女子ゴルフツアーの21年第6戦富士フイルム・スタジオアリス女子オープン開幕前日の8日、開催コースの花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)でプロアマ戦が行われ、大阪出身の西村優菜(20=スターツ)が出場した。競技終了後、関西運動記者クラブゴルフ分科会から20年の優秀選手として表彰された。

西村は「すてきな賞をいただいて、本当にうれしい。昨年の1勝が今年にもつながってくると思うので、頑張ります」と話した。

西村は中学2年から中島敏雅プロに師事、その中島プロが主宰するゴルフアカデミーが今大会開催コースに拠点を置く。西村にすれば人生で最もプレーしたゴルフ場だ。「ほとんどが砲台グリーンでセカンドショットの距離感が難しいんですが、何ホールかは手前から攻めた方がやさしいホールもあるんです」と攻略ポイントを説明。「毎日、60台は出したい。最終的に10か11アンダーぐらいで」。そうなれば優勝争い-。他の選手より具体的なイメージを描きながら、本戦に入る。