国内女子ゴルフツアーの21年第6戦富士フイルム・スタジオアリス女子オープン開幕前日の8日、開催コースの花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)でプロアマ戦が行われた。

小祝さくら(22=ニトリ)は今大会でプロ転向後ツアー通算100戦目。黄金世代ではプロとして一番乗りになる。

「100って感じは全然なくて“まだ100なんだ”と。勝手なイメージなんですが、もっとやった気分です」。出られる試合全部で皆勤を続ける“鉄女”は「今年も全部出る予定なので…。それが当たり前と思ってますから」と、すっかりおなじみになったほんわかした口調でこだわり? を口にした。

21年は5戦2勝。20-21年シーズンでいえば、19戦3勝。目標の賞金女王へ、賞金ランク1位を走る。今大会は今年からスポンサーに富士フイルムが加わったことで、優勝賞金が前回19年大会の1080万円から1800万円にジャンプアップした。「この大会は成績があまり良くない。風が強くて難しいイメージ。今日もセカンドの距離感がやっぱり難しいなと思いました」。初出場の18年は予選落ち、19年は37位と確かに結果はいまひとつだが、賞金増をモチベーションに気合を入れていく。