男子ゴルフの今年最初のメジャーで、日本人で唯一出場の松山英樹(29=LEXUS)が、8年連続10度目の出場で、第1ラウンドとしては自己最高の2位タイとなった。1イーグル、2バーディー、1ボギーの69で回り、3アンダー。断トツの65で回ったジャスティン・ローズ(英国)とは4打差ながら、好位置につけた。ホールアウト後の一問一答は以下の通り。

-第1ラウンドを振り返って

松山 グリーンがタフな状況なので(ボギーの)17番以外はすごく良いプレーができたと思う。

-難しいパーパットも決まっていた

松山 そうですね。流れが悪くなりそうなところで、入ってくれたのはよかったと思う。

-目沢秀憲氏をコーチに迎えたことで、考えることも少なくなるなどの負担が軽減されたか

松山 少なくはなってないですけど。いろんなアイデアが出て、新たな発見が毎日あって、それがいい方向、悪い方向、両方に行きますけど、今日はいい方向に行きました。

-グリーンの硬さなどはタフだったのでは

松山 そうですね。速さだけだったら、今までもあったけど乾燥しているので。9番のグリーンなんかは、ビックリするほど乾いている。ボールが止まるのが不思議なぐらいの感じ。

-グリーンが茶色くなっているが、プレーする上では状態は悪く感じないのでは

松山 いや、かなりドライ。9番で(同組の)アンサーが短いパットを外したんですが、普通だったら切れるラインが、ドライになりすぎて逆に切れたりしている。そういう何カ所か乾いているグリーンがあるので、そこは要注意かなと思います。

-各選手とも伸ばしきれないということは、タフなセッティングなのでは

松山 そうですね。グリーンがここまで硬くて、本当に乾いているので、ティーショットをフェアウエー(に置いて)、いいところからセカンドを打たないと、チャンスにもつかない。そこから、しっかりとマネジメントしないといけない感じですね。

-昨年、ダスティン・ジョンソンが20アンダーの大会新記録で優勝した反動で、難しいセッティングになったのか

松山 そうかもしれないですね(笑い)