米男子ゴルフツアー、マスターズの最終ラウンドが11日(日本時間12日未明)、米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGCで行われている。日本人唯一の出場となった松山英樹(29=LEXUS)は3日目までを終えて2位に4打差の首位。メジャー初優勝の快挙へ向け、運命の最終ラウンドに挑んでいる。

マスターズは4大メジャーで唯一の固定会場での大会ということもあり、場数を踏んだ30代以上のベテランから優勝者が出ることも多い。近年で見ると、2020年大会は30代のダスティン・ジョンソンで、2019年大会は40代のタイガー・ウッズが制した。さらにさかのぼると2018年は20代のパトリック・リードが優勝。ここ3年でも3世代にわたって優勝者が出ている。

今大会も各年代に優勝候補が多く出場しており、20代ではジャスティン・トーマスやコリン・モリカワ、30代はローリー・マキロイやウェブ・シンプソン。40代はポール・ケーシー、50代もフィル・ミケルソンと名手がそろう。10回目の出場となる松山英樹は現在29歳。今大会は20代ラストのマスターズとなる。