東京オリンピック(五輪)の日本代表ヘッドコーチを務める丸山茂樹(51=セガサミーホールディングス)が、マスターズ優勝という偉業を成し遂げた松山英樹と五輪について語った。

「これで金メダルを取れるという証しをつくったようなもの。それに向けて全力で挑めるように、余計なことは言わないサポートに徹します」と笑った。「余計なことは言わない」は丸山流の言い回しで、松山を尊重するという意味。「相談、質問された時には明確に答えられるように準備をしておく」という姿勢だ。

また、松山の優勝が決まった直後はすぐにLINEで祝福。すると表彰式直後に松山から電話がかかってきた。「うれしくて号泣しちゃった。2分17秒だったけど、『ありがとう』と言いながら、泣くばかりで…」。他に何を話したか、よく覚えていないほど感激したという。