国内ツアー4戦ぶりに出場の原英莉花(22=日本通運)は、1イーグル、4バーディー、3ボギーの68で9位につけた。

前半、一時はボギーを3つも先行させたが、8番で最初のバーディーを奪うと、後半は別人のように伸ばした。前半の37に対し、後半は31。16番パー5ではイーグルも奪った。

約10日前に発症した、ぎっくり腰が完治しておらず、特に前半は随所に腰をさすりながらプレーした。「ちょっと腰の方が、恐る恐るの感じで前半はプレーしていた。今日は思ったより暖かかったし、風も強くなかったので、結構振れていた中で恐る恐るだったので、タイミングが合っていなかった。『もう思い切って振ってやろう』と、5番から気持ちを入れ替えたら吹っ切れたというか」と、中盤以降、腰痛を気にせずプレーできたことを、巻き返しの理由に挙げた。腰の痛みも「昨日(練習ラウンドを行った22日)よりはマシです。湿布とかしながらですけど」と説明した。

それでもティーショットは安定感を欠いた。3つのボギーもティーショットの乱れから招いただけに「明日はティーショットを調整して、しっかりフェアウエーからショットを狙っていきたいですね」と話していた。