39位で出た小祝さくら(23=ニトリ)が、8バーディー、1ボギーの64と、ビッグスコアをマークしてホールアウトした。ホールアウト時点で6位まで順位を上げた。

出だしの1番パー4こそボギーをたたいたが、2番から3連続バーディーを奪って勢いに乗った。11番パー3では10メートル超のパットを決めてバーディー。最終18番パー4は、チップインでバーディーを重ねた。ホールアウト後は「昨日、おととい(第1、2ラウンド)と入らなかったパットが今日はたくさん入ってくれた。しっかりとパットを打てていた。昨日までは打てていなかった。今日はフィーリングが合っていた」と、グリーン上の改善がスコアにつながったと分析した。

「開き直ったところはあるかな。今日は5アンダー出して、さっさと帰ろうと思っていた。意外に7アンダー出して、ビックリしました」と続けた。次戦で18年から続く連続試合出場は節目の「100」。現役最長で、00年以降では歴代5位に並ぶ(歴代1位は11~17年、表純子の241試合)。今季の賞金ランキングは首位で「渋滞とかいやだから(笑い)」と、次戦を見据えて、蓄積されている疲労回復に努めていた。