国内男子ゴルフツアーの21年第3戦中日クラウンズは29日、愛知・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で開幕する。20-21年シーズン2勝の金谷拓実(22=フリー)は28日、プロとして初のプロアマ戦に出場。「試合より緊張しました」と苦笑いした。

学生時代にキャディーのアルバイトをしたことがあり「その時はお客さんが楽しんでいるのを見るのが好きでした。それと似た感じはありました」という。この日はゲストをもてなす立場。「どういうことを求められるのかがわからなくて、そこが緊張しましたけど、チーム戦だし、ゲストさんがバーディー取った時とか、楽しんじゃいました」と話した。

自分のゴルフは前週関西オープン16位で、松山英樹に次いで日本勢2番手の世界ランクが76位から80位に後退した。開催コースの名古屋GC和合Cは距離こそ短めだが、小さく硬いグリーンが特徴的でさまざまなマネジメントが求められる。大会出場3度目の金谷は「フェアウエーにティーショットを打たないと、グリーンにボールを止めるのが難しい。そこが大事かなと思う。今週もトップ10というより、ベストを尽くして、優勝目指して頑張りたい」と話した。【加藤裕一】