東京五輪出場へ、米国でチャージをかける。男子ゴルフで世界ランキング80位の金谷拓実(22=フリー)が5月中旬から、東京五輪代表の決まる6月下旬まで米ツアーに参戦する計画を立てていることが28日、判明した。27日夜に世界ランキング100位以内の選手が出場権獲得の目安となる全米プロ選手権(5月20~23日)の招待状が届き、エントリーを完了。その2週間後の米ツアー、メモリアル・トーナメント(6月3~6日)への推薦出場も決定した。

さらに2週間後には世界ランキング60位以内が出場権獲得の目安となる全米オープン(6月17~20日)が控えており、五輪代表は同大会終了後の6月21日時点の世界ランキングで決まる。全米オープン出場も目指しており「メモリアル-」終了後に世界ランキング60位以内に届いていなければ、米滞在を延長して現地開催の予選会に出場予定。ランキングに反映されるポイント配分の高い米ツアー大会に確実に出場しながら最後の追い込みを狙う。

金谷はこの日、29日開幕の国内ツアー第3戦、中日クラウンズのプロアマ戦に出場。現状について「今は(順位を)キープしたい」と語った。国内では第4戦のプレーヤーズ・チャンピオンシップまでプレーし、5月中旬に渡米予定。今大会についても「優勝を目指していきたい」と少しでも好成績を挙げてランキング上昇を狙っていく。

金谷はかねて3年後の米ツアーメンバー入りを目標に掲げていた。「まずは欧州で腕を磨きたい」と第1段階として欧州ツアーのシード権獲得を目指しており、メジャーでの活躍は同シード権を得るためのポイント獲得という意味でも大きなものになる。全米プロ選手権では「一緒に五輪に出よう」と声をかけられた東北福祉大の先輩で今年のマスターズを制した松山英樹も出場予定。まずはきっちりと国内で結果を残し、勝負の米国生活へ弾みをつける。