首位に2打差の2位から出た大里桃子はプレーオフの末に競り負け、18年8月のCATレディース以来、自身2度目の優勝を逃した。

2バーディー、3ボギーの73と落としながらも首位に並び、プロ初のプレーオフへ。1ホール目は何とかパーで食らいついたが、2ホール目で屈し「熊本の大先輩の桃子さんと一緒にプレーすることができて、一生に1度あるかないかという感じ。すごく楽しかったです」と明るく振り返った。

98年度生まれの黄金世代の1人。同郷の上田のことはジュニア時代から目標としてきた。上田が17年の中京テレビ・ブリジストン・レディースを制した際にはローアマを獲得し、一緒に表彰された縁もある。「自分に足りないところをみせられたというか、もっと頑張ろうと思いました」と次週以降のリベンジを誓った。