首位に5打差の11位から出た石川遼(29=CASIO)が7バーディー、2ボギーの67で終え、通算12アンダー、204と伸ばしてホールアウト時点でトップに並んでいる。

この日は序盤の2番で初バーディーを奪うと、4番でティーショットを林に打ち込んでボギーとしたが、すぐに5番でバーディーを奪い返してバウンスバック。8番では約7メートルのパットを沈めてバーディーとすると、後半も3つスコアを伸ばして19年12月の日本シリーズJTカップ以来となる約1年5カ月ぶりの優勝へ望みをつないだ。

上位は混戦となっており、石川のほか、前日首位の宮本勝昌(48=ハートンホテル)、金谷拓実(22=フリー)、サトウ食品と契約するホストプロの中西直人(32=国際スポーツ振興協会)、清水大成(22=フリー)、高山忠洋(43=スターツ)ら9人が通算12アンダーでトップで並んでいる。