98年度生まれ「黄金世代」の高橋彩華(さやか、22=東芝)が、3バーディー、ボギーなしの69と3つ伸ばし、通算12アンダー、204で単独首位を守った。

4番パー4で5メートルのパットを決めてバーディーが先行。その後は厳しいパーパットが何度も残ったが耐え続け、後半は2つ伸ばした。2位に3打差をつけ、黄金世代10人目の優勝に向けて最終日に臨む。

これまで何度も優勝争いに加わりながら、最終日に伸ばしきれないことが多かった。それだけに、首位で最終日に臨む展開は避けたかったようだが「なんか、1位になっちゃいましたね(笑い)。なったからには仕方ないので、最後まで自分らしいゴルフができるように心がけたい」と、覚悟したように話した。

同じ黄金世代の大里桃子が3打差の2位、臼井麗香が4打差の5位につけている。2人については「普通に仲の良い友だち」という。ただ、優勝争いとなるだけに「負けたくはない」と、ライバル心ものぞかせていた。