プロ4戦目の片岡尚之(23=フリー)が通算15アンダー、273で、ツアー初優勝を飾った。

最終日バックナインでも、めまぐるしく順位が入れ替わる大混戦。最終組から、4つ前の組でプレーしていた片岡は15アンダーで先にホールアウトし、後続の石川遼らがスコアを崩したこともあり、優勝が決まった。

首位に4打差の9位から出て4つスコアを伸ばし、石川遼(29=CASIO)、宮本勝昌(48=ハートンホテル)らとのデッドヒートを制した。

史上初の日本ゴルフツアー選手会主催トーナメントを制した片岡は表彰式で「みなさん、お疲れさまです。この大会を主催してくださった選手会のみなさん、特別協賛をしてくださったサトウ食品のみなさん、西那須野カントリークラブのみなさん、ありがとうございました。まさか勝てると思わなかったので、実感は全然ありませんが、プロ4試合目で優勝できてすごくうれしいです」とあいさつ。

大会会長の時松隆光選手会長、大会実行委員長の池田勇太選手会副会長が広げた大会ピンフラッグに優勝サインを書き込み、一緒に記念撮影に収まるなど“手作り感満載”のトーナメントを締めくくった。

片岡尚之の優勝クラブ

▼1W=ダンロップ スリクソンZX7(シャフト=三菱ケミカル ディアマナDF70、硬さX、長さ45・25インチ、ロフト角9・5度)▼FW=同 スリクソンZX(3W15度、5W18度)▼UT=同 スリクソンZX(3U20度、4U23度)▼アイアン=同 スリクソンZフォージド(5I~PW)▼ウエッジ=クリーブランド RTX ZIPCORE(52、58度)▼パター=オデッセイ ホワイトホットXG2ボールブレード▼ボール=ダンロップ スリクソンZ-STAR XV

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