00年度生まれ「ミレニアム世代」のルーキー西村優菜(20=スターツ)が、昨年11月の樋口久子・三菱電機レディースに続く、今季2勝目を挙げ、初の国内メジャー制覇を成し遂げた。

6バーディー、1ボギーの67で回り、通算14アンダー、274の大会記録で、同世代では初の国内メジャー制覇。

3打差の2位から逆転し、18番パー5で短いパーパットを決めると、両手でガッツポーズをつくって笑顔を見せた。

150センチの西村の国内メジャー制覇は、11年日本女子オープン女王で、149センチの馬場ゆかりに次ぐ、2番目に小柄な国内メジャー女王となった。

この日は1番パー5で、第3打を2メートルにつけてバーディー発進した。前半を3バーディー、1ボギーで折り返すと、12番で首位に並び、13番で単独首位に立つ連続バーディーを奪った。

昨年は9月の日本女子プロ選手権、11月のJLPGAツアー選手権リコー杯と、国内メジャーで2度の最終日最終組で回っており、前日第3ラウンド終了後は「三度目の正直というか。できるだけ平常心で回れたら。(初優勝は6打差逆転)優勝を狙えない位置ではないと思っている」と話していた。

初優勝の際も最終日に6打差を逆転しており“逆転の西村”を印象づける優勝となった。

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<西村優菜の優勝クラブ>

▼1W=キャロウェイ エピックスピード(シャフト=フジクラ スピーダー569EVO3、硬さSR、長さ45・25インチ、ロフト角9度)▼FW=同 エピックスピード(3W15度、5W18度)グレートビッグバーサ(7W21度、9W24度)▼UT=同 エピックスター(6U)▼アイアン=同 Xフォージド(6I~PW)▼ウエッジ=同 JAWS(50、58度)▼パター=オデッセイ ホワイトホットOG#7S▼ボール=キャロウェイ クロムソフトX トリプルトラック