優勝した4月のマスターズ以来、約1カ月ぶりにツアー復帰した松山英樹(29=LEXUS)は、5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで54位につけた。9アンダーのジョーダン・スピース(米国)ら首位とは5打差となっている。

前半は5番パー5で、6メートルのバーディーパットがカップに蹴られるなど、出だしから伸ばせず、我慢の展開が続いた。最初のバーディーは6番パー4。残り52ヤードからの第2打を1メートル余りにつけて奪った。その後は3ホール連続パーとして折り返した。

後半に入ると、いきなり3連続バーディーを奪った。10番パー4は、残り142ヤードからの第2打を50センチにピタリ。11番パー4は3メートルのバーディーパットを決め、12番パー5は2オンから3・5メートルのイーグルパットこそ入らなかったが、難なくバーディーを奪った。

13番パー4は、アプローチを寄せきれず、残った2メートルのパーパットを外し、マスターズ最終日の最終18番以来のボギーをたたいた。その後は4ホール連続でパーを並べたが、最終18番パー5をバーディー。3・5メートルのバーディーパットを決めて締めた。