2週ぶりのツアーに主催者推薦で出場の渋野日向子(22=サントリー)は、後半巻き返して3バーディー、2ボギーの70で回り、1アンダーで日本人トップ、首位と4打差の24位につけた。

前半最後の9番パー4で、第2打がグリーン横のバンカーふちに止まり、第3打はピンを大きくオーバーしてこの日初めてのボギー。前半をバーディーなし、1ボギーの37で折り返した。

後半は12番パー4で、第2打をピン横4メートルにつけ、これを決めてバーディー。15番パー5でボギーをたたき、再びオーバーパーとなったが、16番パー4でバーディー。そして最終18番パー4で、10メートル近いバーディーパットを決めて、アンダーパーの70で終えた。

この日は強風と、硬いグリーンでスコアメークに苦しむ選手が多かった。渋野は、フェアウエーキープ率が100%(14分の14)とティーショットが好調。パーオン率67%とアプローチショットの精度を欠くものの、苦しい場面をパッティングでしのぎ、まずまずの内容だった。

「全体的な流れで今日アンダーで回れたのはすごく良かった。内容的にみると惜しいボギーだったり、入れたいバーディーが入らなかったり、悔しいところがあるんですけど、全体的にみたらすごく良かったかなと思います」と、納得の表情を見せた。

「ティーショットは良かったが、セカンド以降とパーオン率、後は自分の向き。パッティングもミスショットがないように、これからしっかり練習したい」と第2日へ向け、昼食も後回しで練習場へ向かった。