プロ野球のソフトバンク工藤公康監督の実娘の工藤遥加(28=フリー)が第2ラウンドを7バーディー、1ボギー、プロ新記録となる66の好スコアを出し、通算10アンダー、134で単独トップに立った。福岡県内で行われた先週の、ほけんの窓口レディース出場時に父からのアドバイスを好プレーにつなげた。この日は順延した第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた。

    ◇    ◇    ◇

難しいコンディションの中でも工藤が連日の60台をマークし、2位に3打差の単独首位に立った。雨で中断した影響で順延となった前日は16ホールを残し、2日目は計34ホールのラウンドに。午前6時41分のスタートから17時53分まで約11時間の長丁場にも「朝は3時起き。意外と眠れました」と父譲り?のスタミナで走りきった。

2週前に福岡県内でほけんの窓口レディースが行われ、ソフトバンクの監督を務める父と会った。上からボールを潰してしまいがちなくせを見抜いた父から「ロブショットを打つように」とアドバイスを受けた。加えて傾斜の強いグリーンが多いコース特性を考慮し、ドライバーよりも3番ウッドを多めの攻めに変更。第2ラウンドでは自身ベストスコアの66をマークし「うまくなってるってことですよね。うれしいです」と笑顔をみせた。