女子ゴルフの全米女子オープンで笹生優花(19=ICTSI)が畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)とのプレーオフを制して日本女子3人目となるメジャー優勝を成し遂げたことを受け、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は7日、小林浩美会長と樋口久子顧問のコメントを発表した。

小林会長は「全米女子オープン、優勝おめでとうございます。本当にすばらしい。心が震えました!この上ない賛辞をお祝の言葉としてお贈りさせていただきます」と切り出し、「笹生プロのプレーはもちろん精神力には敬服致します。笹生さんと畑岡さん2人での優勝争いの日がくるとは、本当に感激の極みです。畑岡プロもきっとメジャー優勝をつかむ日は近いに違いありません。日本のみならず世界の女子ゴルフ選手はこの大会を勝つ事が悲願です。また、メジャー優勝者がJLPGAツアーからここ3年で2人も輩出された事は感激の極みです。本人の努力は一番です。そして、同時にJLPGAトーナメントをご支援してくださっているたくさんのスポンサーの皆様、ファンの皆様、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。今後ますます、たくさんの日本選手がメジャー優勝を重ねていく事を強く願っています」とコメントした。

樋口久子顧問は「笹生さん、優勝おめでとうございます。日頃、日本ツアーで活躍されている笹生選手が、メジャー大会である全米女子オープンで勝ってくれたことは、感激の一言です。19歳351日での達成も驚きを隠せません。この新しいスター誕生は、日本の選手にも、さらには日本のゴルフ界にとっても、大きな刺激になることでしょう。今後も日本はもとより、世界での活躍を大いに期待しております」とつづった。

笹生はメジャー初優勝で、日本女子では77年全米女子プロの樋口久子、19年AIG全英女子オープンの渋野日向子に次ぐ、快挙となった。