団体男子は千葉黎明が3人合計2オーバーで首位発進した。同女子は日本ウェルネス(茨城)が同イーブンパーで、首位の埼玉栄とルネサンス(茨城)に3打差3位から逆転優勝を狙う。個人男子は吉田京介(東京・代々木2年)と熊谷地陽(ちあき、埼玉栄2年)が5アンダー、同女子は山本華菜音(かなね、明秀学園日立3年)が6アンダーで首位に立った。

大会は12日に最終日を行い、団体は上位の男子15校と女子11校、個人はマッチングスコアカード方式により、シードを除く上位の男子43人、女子41人が全国高校選手権(8月22~28日、栃木・サンヒルズCC)に進む。

千葉黎明は2年の大岩慶尚がパープレー、3年の坂田一真と1年の澤田竜成が各1オーバーにスコアをまとめ、混戦から頭一つ抜け出した。前半は3人で4アンダー。後半も1オーバーと粘りを見せた大岩は「今日はパターがひどかった。明日は65を目標にきっちり入れる」と気を引き締めた。19年の関東決勝初優勝メンバーだった坂田は「プライドを持って臨む」とけん引役を買って出た。

<団体男子第1日上位成績>

【1位】千葉黎明(千葉)=215

澤田 竜成(1年)=72

大岩 慶尚(2年)=71

坂田 一真(3年)=72

【2位】早実(東京)=216

【2位】明大中野(東京)=216

【4位】西武台千葉(千葉)=218

【5位】開志国際(新潟)=219

【5位】佐久長聖(長野)=219

【5位】代々木(東京)=219

(注)順位は各校3人の合計による

<個人男子第1日上位成績>

【1位】吉田京介(東京・代々木2年)=66(33・33)

【1位】熊谷地陽(埼玉・埼玉栄2年)=66(32・34)

【3位】小田祥平(新潟・開志国際3年)=69

【3位】仲西郷(静岡・浜松日体2年)=69

【3位】中野麟太朗(東京・明大中野3年)=69

<主催>関東高等学校・中学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<後援>大田原市、関東ゴルフ連盟ほか<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)ほか