黄金世代の小祝さくら(23=ニトリ)が最終ラウンドの猛チャージで5位フィニッシュした。8打差15位からスタートし、2、3番で連続ボギーをたたいたが、その後に9バーディー。一時はV戦線にも顔を出す通算15アンダーでホールアウトした。

ここ最近、パットに悩んでいたが、辻村明志コーチらと話し合い、アドレスを変えた。「ボールと近いんじゃという話になって(ボールから)少し遠くに、それでお尻を少し上げるイメージで」。マイナーチェンジが功を奏した。

「今日の感覚を忘れなければ…。でも、ちょっと不安な点はまだたくさんあるので、しっかり直していきます」。稲見が優勝を逃したため、賞金ランクも1位をキープ。再出発する。