昨年プロデビュー戦となったこの大会で優勝争いに絡み脚光を浴びた西郷真央(19=大東建託)が、7バーディー、2ボギーの65で回り、5アンダーで午前組終了時点で2位につけた。

「ショットの精度を求められるコースで、今年はラフが長くなっているので、しっかり練習ラウンドで確認してそこが対応できたのが良かった。ちょっと強めに打つショットが多かったが、それが得意のショットだったので、そこでバーディーチャンスを多く作れたのがよかった」と振り返った。師匠のジャンボ尾崎からは、サントリー・レディース最終日に、知人を介してラインで「1つでも多くバーディーをねらえ」とアドバイスを受け、その教えを今大会に生かした。

デビュー戦の大活躍から1年。「今日は特に、守るところはしっかり守るというメリハリをつけて、マネジメントは成長できたと思う」。昨年は、第2日に2位に浮上し、最終組で回った最終日は5位に終わった。第1日から好位置につけ、地元千葉で初優勝をねらう。「地元開催なので結果を残したい気持ちは強い。やらなければいけないことを見失わずに、しっかり目の前の1打1打に集中したい」と気持ちを高めていた。