日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の20年度最終プロテストの最終ラウンドが行われ、22人の合格者が決定した。

双子の岩井明愛(あきえ)、千怜(ちさと、いずれも18=武蔵丘短大)姉妹らが合格を果たし、トップ通過は尾崎将司を師匠に持つ前日首位の佐久間朱莉(しゅり、18)で、通算18アンダー、270だった。

佐久間は「ここ1年半くらいずっとプロテストでトップ通過することを目標に頑張ってきたので、うれしいのと安心した気持ちが両方あります」と喜びをかみしめた。この日はボギーなしの1イーグル、3バーディーで67をマーク。「良いゴルフでした」と笑顔をみせ「母に電話で伝えた時はうれしくて涙が出てしまいました。とりあえずよかったなと思います」と話した。目標の選手はジョーダン・スピースだといい、今後の目標については「人としても周りから応援されて尊敬されるような選手を目指して、世界で通用できる選手になりたいと思います」と意気込んだ。

20年度プロテストは昨年開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となり、今春から開催されていた。今年は秋にも21年度のプロテストが行われる予定となっている。