今月行われた女子ゴルフのプロテストで合格した、北海道・南幌町出身で、今春に北海学園札幌高を卒業した内田琴子(18)が7日、プロとして主催者推薦でツアー初出場するニッポンハム・レディース(8日開幕)に向けて、会場の北海道・桂GCで最終調整を行った。9ホールの練習ラウンド後には会見。今大会は各日上限1000人ながら有観客で実施されるだけに「地元開催ということで、いい結果を残したい。お世話になった方々に、活躍している姿を見せられるように頑張ります」と意気込んだ。

今大会の18ホール合計は、国内女子ツアーで史上最長の6763ヤードに伸びた。プロテストの6337ヤードよりも426ヤードも長いなど、プロデビュー戦はいきなりアマチュア時代との違いを感じる舞台となるが「無理せずいこうかなと思います」と気負いはない。平均240ヤードのドライバーは、けっして飛ばし屋ではないが、正確性を武器にしている。プロになったことによる違いを問われても「(プロツアーに参加した際に名前の前に表示されるアマチュアを意味する)アットマーク(@)がなくなったぐらい」と、普段通りに臨む。

プロテストに合格したが、まだ出場できる試合には限りがある。貴重なレギュラーツアー出場の機会だけに「限られてくる試合の一つなので、できるだけ上位に入れるように頑張ります」と、初々しく話していた。