日本代表が今年も「世界一」を獲得した。13~15日開催の7~8歳男子で福井誠ノ介(8=愛知)が通算13アンダーで、7~8歳女子で道上稀唯(きい、8=兵庫)が同イーブンパーで、それぞれ初優勝を飾った。

3日間で17バーディーをマークした福井は、2位のウッチチャロエンウォン(タイ)に2打差をつけた。18年に6歳以下男子で2位に泣いた福井は、悲願の世界一に輝いた。

道上は最終ラウンドを2アンダーとし、同ラウンド4オーバー、通算5オーバーで2位タイとなった高橋なつ希(7=東京)を逆転した。

6歳以下の部では、男子で近藤大河(6=神奈川)が4アンダー、粥川愛莉(かいがわ・あいり、6=愛知)が3オーバーで、それぞれ2位となった。

日本代表選抜大会を主催する国際ジュニアゴルフ育成協会の井上透代表理事は「今年はコロナ禍でほとんどの日本代表が米国に行けなかった。行けた低年齢層は、日本では早期育成しているので強い。来年は平時に戻って引率し、サポートしていきたい」と話した。