メジャー初Vを目指す畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が4バーディー、3ボギーの71で通算3アンダー、ホールアウト時点で首位と6打差30位だった。

2アンダーの23位から出て、7番までに3バーディーを奪い、アイアンショットにキレを見せて5アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、前日に8番でダブルボギーをたたいたように、この日もポットバンカーに苦しめられた。9、15番で全英ならではの“わな”にハマり、スコアを伸ばしきれなかった。

畑岡は「グリーンが柔らかいと思って、予選よりピン近くに(ボールを)落としていく作戦だったんですが、ショットが左右に荒れてしまい、後半はもったいなかった」と振り返った。バンカーも「元々砂が多いし、水を含んで難しかった」という。トップとの差が開き、最終日を迎える可能性が高いが「今日の前半みたいにスコアを伸ばせたら、まだチャンスはあると思う。明日1日、しっかり頑張りたい」と気持ちを切り替えた。