小祝さくら(23=ニトリ)が逆転で今季5勝目、通算6勝目を挙げた。5位から出て4バーディー、3ボギーの71で回り、通算7アンダー、209で、稲見萌寧(22=都築電気)との4打差を逆転した。

首位から出た稲見は前半、2バーディーで12アンダーまで伸ばし、一時は2位以下に5打差をつける独走態勢。しかし、9番パー5でボギーをたたくと、そこから自己ワーストの4連続ボギー。さらに終盤の16番、17番でも連続ボギーをたたき急降下。18番パー5でバーディーを奪った小祝が首位に立った。

最終18番で1打差で追う稲見はボギー。先に上がった小祝の前週のNEC軽井沢72に続く2週連続優勝が決まった。

小祝の6勝は、黄金世代では畑岡奈紗と並び最多優勝。2位は5アンダーで2バーディー、7ボギーの77と落とした稲見と高橋彩華、三ケ島かなの3人が並んだ。西村優菜が4アンダーで5位。