国内男子ツアーのSansan KBCオーガスタが26日、福岡・芥屋GC(7210ヤード、パー72)で開幕する。19年の前回大会覇者で、セガサミーカップから2週連続優勝のかかる比嘉一貴(26=フリー)は25日、大会前の会見に出席した。

比嘉は「この1年、このコースを回ったたくさんのプロから“お前のせいだ”と苦情をいただきました」と苦笑いした。19年の優勝スコア通算26アンダーは大会最多アンダーパー記録だった。昨年大会はコロナ禍で中止され、2年ぶりの大会で総ヤーデージが19年大会の7103ヤードから107ヤードも伸びた。当然、難度が増した。

前回のVスコアに関して問われると「もう絶対に無理。あの時はグリーンも少しソフトだったけど、今年は硬くなって、コースも長くなった。風もある。目標は大きく予選通過です」。前週の優勝でモチベーションは上がりっぱなしだが、まずは現実的なコース攻略を見据えていく。