首位に3打差から出た18、19年賞金王の今平周吾(28=ダイヤ)が7バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算12アンダー、272として逆転で19年11月のダンロップ・フェニックス以来となる優勝を果たした。

今平は「前半で1打差で追っていて、途中は結構接戦だったんですけど、その中でひとつ抜けられて、最後までリードして優勝できたことがうれしいです」と喜びを語った。

この日は2番で初バーディーを奪うと、5番ではグリーン横のラフからカップに沈める鮮やかなチップインバーディー。ギャラリーを沸かせた。

後半も勢いは止まらず、4つのバーディーを重ねて最終組で優勝を争った石川遼(29=CASIO)、池上憲士郎(29=フリー)の追い上げを振り切った。石川と池上は今平と4打差の2位。さらに2打差の4位には金谷拓実(23=yogibo)が入った。

 

◆今平周吾の優勝クラブ 

▼1W=ヤマハ RMXプロトタイプ(シャフト=グラファイトデザイン ツアーAD PT6 ロフト角9・5度、硬さX、長さ44・75インチ)▼3W=ヤマハ RMXプロトタイプ(15度)▼5W=ヤマハ プロトタイプ(18度)▼3UT=タイトリスト 910H(21度)▼アイアン=4I~PW=ヤマハ RMX116ツアーブレード▼ウエッジ=タイトリスト ボーケイSM7(52度) ボーケイ(60度)▼パター=キャロウェイ オデッセイ ストロークラボ ブラックシリーズテン▼ボール=タイトリスト プロV1X

なお、今平は今季、ニッカンスポーツ・コムでアマチュアゴルファー向けに「今平周吾 賞金王の技」(https://www.nikkansports.com/sports/golf/column/imahira/)を開講中だ。