女子ゴルフの渋野日向子(22)が、実家での“鳥かご”練習からのぶっつけ本番での国内メジャー制覇を狙う。8日、約1カ月ぶりの国内復帰戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(9月9日~12日、茨城・静ヒルズCC)へ向けた会見に出席。3週前のAIG全英女子オープン出場に伴う自主隔離期間を7日まで過ごしており、大会前のコースでの調整はこの日の練習ラウンドのみ。「体調はいい」としながらも「目標を設定できるほどの余裕はないです。予選2日間で合わせられるようにしたい」と力を込めた。

帰国後は岡山県内の実家へ戻り、今年に入って父が設置したという「鳥かごみたいな」特製ネットに向かって打ち込んでいたという。12月には来季の米ツアー参戦をかけたQスクール(予選会)出場も見込んでおり「しっかりこの3カ月で(課題に)フォーカスしてやっていけたら」と意気込んだ。