01年度生まれの「新世紀世代」の西郷真央(19=大東建託)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算12アンダー、204で単独首位に立った。プロ入り初シーズンながら7度目の最終日最終組で、自身初、大会史上最年少となる優勝を目指す。今季最多7勝の稲見萌寧(22)と通算18勝のベテラン大山志保(44)が1打差の2位。渋野日向子(22)は3つ伸ばして3アンダーで21位につけた。

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38位から出た渋野は、5バーディー、2ボギーの69で回り、通算3アンダーで21位に浮上した。連続バーディー発進に始まり、最終9番パー5は第3打を2・5メートルにつけてバーディー締め。「攻められるところは、攻めるショットを打った」と、随所で強気のプレーが光った。会場の茨城県の名産で好物の納豆は、マネジャーに用意してもらったが機会を逸し「夜ご飯で食べようと思う」と明言。最終日の粘りを誓った。