首位と2打差の6位から出た渋野日向子(22=サントリー)は、前半9ホールを1バーディー、ボギーなしの35と1つ伸ばして回り、通算5アンダーで後半に突入した。前半終了時点で5位につけている。

出だしの1番パー4で、2・5メートルのバーディーパットがわずかに届かず、パー発進すると、その後も我慢の展開だった。スタートから7ホール連続パーで迎えた8番パー5で、ようやく最初のバーディー。グリーン手前左のラフから、アプローチを1メートル足らずに寄せて“お先”のバーディーを奪った。9番パー4は、15メートル超のバーディーパットを3メートルオーバーするピンチだったが、パーを拾い、歓声を浴びながら折り返した。