昨年大会優勝者で史上6人目の“日本オープン3勝”がかかる稲森佑貴(27=国際スポーツ振興協会)が優勝争いに加わった。2アンダー、36位スタートから、この日は8バーディー、2ボギーの65。通算8アンダーにスコアを伸ばした。

「ショットは昨日とあまり変わらないけど、全体的にパットが決まってくれました。チャンスはだいたい(パットが)入ってくれた」。午後組だった第1日、1オーバーで迎えた終盤14番から3連続バーディーを奪った。「昨日の14番まで、思ったラインより上を抜ける感じがあった。そこから極力カップを外さないようにしました」。つかんだイメージを手放さず、バーディー量産に成功した。