国内メジャー大会で初優勝を果たした三ケ島かな(25=ランテック)が会見を行い、自身へのご褒美に「ロレックスの時計を買いたい」と明かした。会見での主な一問一答は以下の通り。
-初優勝を果たし、涙されていました
「仲間が迎えてくれてうれしくて。まだまだ何勝もしたいという気持ちは変わらない。油断せず、気を引き締めようと思った」
-今日のラウンドについて
「朝、緊張していて、(ボギーだった)15番で手が震えていると気付いて、まだまだやるぞと鼓舞して。16番はチップインバーディーで流れを変えられた」
-今日のラウンドは何点
「90点かな」
-メジャーで勝った実感は
「実感はない。3年シードがあるのはすごくうれしい」
-自身へのご褒美は
「ロレックスの時計が欲しくて。携帯で見て絶対に買うんだと。それを買いに行きます。値段はえーっと、500、600(万円)かな。あと何週間か前に妹が結婚したので、嫁入り道具を買ってあげたい」
-今季はどんなシーズンだった
スイング改造から始まり、バタバタした目まぐるしい1年だった。疲れたので、これでシーズンが終わるのはちょうど良かったと思います」
-15年プロ不合格も経験するなど、エリートの歩みではない。20代そこそこの選手が活躍する中、初優勝の心境は
「若い子たちの活躍がすごく目立って、ダメなのかと思う瞬間もあるけど、優勝者ばかりが出る試合で優勝できたのうれしい。まぐれじゃない。勢いだけじゃ勝てないことを見せられたかな」
-なかなか勝てなかった
「正直、何で負けたんだろうって考えたこともありました。富士通レディースではアマチュアに負けて何なんだと思ったし。上位にいって、スポンサーもついてもらっているのに、悪い成績を出して、ゴルフやっていていいのか、という気持ちが強くなったこともありました。地域のおいしいご飯を食べて頑張ろうと、やり続けましたね」
-今日も勝てないかもと思った
「思いました。びくびくしちゃダメだけど、絶対勝つという気持ちでやりました」