首位と2打差の5位から出た古江彩佳(21富士通)はフォールズコースで4バーディー、2ボギーの69と2つ伸ばし、通算9アンダーで首位と3打差の5位と好位置をキープしたまま、第1週の最終日を迎えることになった。1番パー4でグリーン外ラフからの第3打がピンを大きくオーバー。返しのパーパットを外し、いきなりボギー。それでも、6番で3メートルを決めバーディーを奪い返し、35で前半を折り返した。

後半開始の10番パー5で第3打をピン奥2メートルにつけバーディー。12番パー4では第2打をピン手前1メートルにつけバーディーと9アンダーまで伸ばした。14番ボギーも、続く15番パー4では、第2打がピンに当たり1メートルに転がる幸運も味方に付けバーディー。同組で回った首位のブシャール(フランス)が12アンダーとして3打差になったが、前日と変わらず5位でプレーを終えた。

「最初の方はショットがばらついていて安定していなかったので心配でしたが、結果的にアンダーで回れて良かったかなと思います」と淡々と振り返った。この日もショットがさえ、難しいグリーンの上でも、粘って69をマーク。3日間60台と安定した力を見せた。「明日もアンダー目指して、自分のプレーで頑張りたい」と最終日への抱負を語った。