来季の米女子ツアー出場権を懸け、2週にわたって行われる最終予選会(Qシリーズ)で、第1週を勝ち抜いた古江彩佳(21=富士通)が、第2週開幕となる第5ラウンド前日の8日(日本時間9日)、会場となる米アラバマ州のハイランド・オークスGCでQシリーズを中継するWOWOWのインタビューに答えた。スコアは第1週から持ち越しで、古江は11アンダーの7位から第2週をスタート。残る4日間で、現在の74人から45位タイまでに入ればツアーメンバーの資格を得る。上位であるほど出場可能な試合数が増え、来季のほとんどの試合に出場できる目安とされる、20位以内を目指すことになる。

目安の20位に近い、5人が並ぶ7アンダーの19位タイには、4打の“貯金”を持って第2週をスタートすることになる。それでも古江は「いいところには、いることができていると思う。でも、上を目指して頑張りたいなと思います」と、8打差の首位を追っていくことを誓った。

コースの印象については「今週はグリーンの傾斜がたくさんあるので(ショットを)つける位置によっても、難しくなると思うので、ショットもパットもすごく大事になってくるかなと思います」と語った。また第2週の4日間の戦略としては「とりあえずフェアウエーをキープして、パーオンをしっかりとできていければいいなと思います」と、国内ツアーと同様、正確なショットからスコアを伸ばしていきたい考えだ。

インタビューの最後には「予選会というよりは、試合として上位を目指して頑張りたいなというのが、大きいと思います。今週も毎日アンダーを目指して、自分なりのプレーで頑張りたいなと思います」と、上位通過に向けて意気込んだ。