女子ゴルフの日本ツアーで7月にGMO&サマンサ・カップを主催したGMOインターネットグループの熊谷正寿代表(58)が19日夜までに、「来年の主催は正式に辞退しました」と自身のツイッターで表明した。

「今年は賞金総額1億円、来年は2億円で申し込みしていました。23年は女子ツアー最高額の3億円で主催し、結果としてTV&ネット視聴率も最高にするつもりだったので心から残念です」とつづった。さらに「テレビ視聴率が下がり続けてる状況で、インターネットを有料だけにしてたら、子供たちはどうやってそのスポーツを見たら良いのかな?」と疑問を呈した上で「女子プロゴルフ協会は、歴史的に誤った判断をしていると思う」と批判した。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)担当者は「お話できることはありません」とだけ話した。

熊谷氏は大会のインターネット中継を有料しか認めないJLPGAの方針に反対。無料放送は収益にならないとの考えに疑問を持っており、これまでも「無料放送=収益が無いという考えが古い。YouTuberを見て下さい。広告収益で十分利益が出せるはず」などと指摘していた。