プロテストに一発合格した大型ルーキー、佐藤心結(みゆ、18)が、今年の女子ゴルフを盛り上げる。昨年はアマチュアながら、渋野日向子らとプレーオフで優勝を争い、一躍注目を集めた。3月3日開幕の国内女子ゴルフツアー初戦、ダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)で、プロとして初めて試合に臨む。

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最近、髪の色を明るくし、ピアスをつけた。佐藤に大人っぽさが加わった。昨年10月のスタンレー・レディース。まだ、あどけなさが残っていた。高校3年のアマチュアとして出場。優勝は逃したが、プレーオフでは、ピンに当たる完璧過ぎるショットで驚かせた。「ターニングポイントになりました」と振り返った。

「あまり自信がなかった自分が、落ちてしまいそうな場面でも前向きにプレーできた。得られたものは大きかったです」

昨年11月に行われたプロテストは4位で一発合格。同12月のファイナルQTは11位で通過し、今季ツアー前半戦の出場資格を得た。「どんどん成長できました」。手応えを感じている。

武器は300ヤードに達する力強い飛距離だ。スタンレー・レディースでも、ドライバー平均飛距離は260ヤードで1位。「ショットの精度はこだわって練習しています」。さらに磨きを掛ける。

合宿に入る2月まで、友達や愛犬と遊ぶなどつかの間のオフを楽しんだ。普段の練習は「短期集中型」。ラウンドは週に2~3回。毎日の練習は50~70球を時間をかけて打つ。球数を抑えるのはけがのリスクを下げる狙いもある。

今年の目標は「まずは1勝。その中でシード権獲得も」と挙げた。将来の目標は海外メジャー制覇。「5年後くらいに達成できたら」。海外メジャー1勝の渋野を「今はまだ遠い存在ですね」とした。

夢は広がる。北京オリンピック(五輪)もフィギュアなど興味深く見た。24年パリ五輪について、控えめに意欲をのぞかせた。「出られたらうれしいですけど、まずは今シーズンの結果次第。ルーキーとして成績を残せたら自信になる。勝負の年だと感じています」。

1歩ずつ、目標をクリアしていく。【近藤由美子】

◆佐藤心結(さとう・みゆ)2003年(平15)7月21日、神奈川・小田原市生まれ。今春、茨城・明秀学園日立高を卒業予定。先日、ニトリと所属契約。7歳からゴルフを始め、21年日本女子アマ選手権3位。城北中3年時に、陸上競技の砲丸投げで神奈川県の地区大会優勝。あこがれの選手は畑岡奈紗とリディア・コ。趣味は長風呂。家族は両親と兄。161センチ、58キロ。血液型B。