国内女子ゴルフツアーの今季開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディース(3~6日)が2日後に迫った1日、会場の沖縄・琉球GCで、17、19年賞金女王の鈴木愛(27=セールスフォース)が、練習ラウンド後に会見した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、シーズンが統合された20-21年は、21年に1勝したものの、賞金ランキング17位に終わった。今季から7年ぶりに、南秀樹コーチに師事していることを明かし「今は明確な課題がある。1人でやっていると、どこがどう悪いか分からないので。先生は昔から、私のいいところを引き出してくれる。ここ何年かないぐらいの期待感がある」と、開幕を心待ちにしている様子だ。

「今年は3勝したい。(国内)メジャーはしばらく勝っていないので、メジャーを取りたい」と、年間女王返り咲きも視野に入れられる目標を立てた。「生涯30勝を目指しているので、そこに近づけられるように。今年は3勝、さらにもう少し勝てたら」と、現在の通算17勝から、今季終了時点で通算20勝プラスアルファとすることを見据えた。