単独首位からスタートした堀琴音(26=ダイセル)がツアー2勝目を挙げた。3バーディー、1ボギーの70で回り、通算9アンダー、207だった。昨年7月ニッポンハムレディース以来の優勝となった。

1番パー5でバーディー発進。6番パー3でもバーディーを取った。西村優菜(21)葭葉ルミ(29)内田ことこ(19)らの猛追を受けたが、16番パー5でバーディー。1歩抜けだし、逃げ切った。1打差2位は西村優菜、葭葉ルミだった。

ツアー2勝目に「幸せいっぱいです。こんなに早く2勝目ができるとは思わなかった」と笑顔を見せた。

最終ラウンドは2位に1打差をつけてスタートした。「初めての単独リーダーでのスタートだったけど、自分が追い掛ける気持ちでいこうと思って、頑張りました。最後のカップに入るまで、1つも気を抜くところはなかった」。攻めの気持ちを貫いた。

今年は複数回優勝が目標。「まず1勝目を挙げられて良かった。次に向けて頑張りたいです。今季2勝目を目指して頑張ります」と意気込んだ。