国内女子ゴルフツアーのパナソニック・オープンが29日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で開幕する。首痛欠場から3週間ぶりに復帰する今季3勝の西郷真央(20=島津製作所)が28日、取材に応じ、「もう治りました。今は問題なくスイングできる」と完治をアピールした。

寝違えが原因で、治るまで思いのほか時間がかかったという。「昨年もありましたが、今回は試合の前日。日も悪かった」と明かした。滞在先にマイ枕を持参。寝違え防止のために、タオルを枕の下に敷くなど調整している。

22日から練習を再開。ゴルフの状態は「調子がいいという感じではないのですが、天気が悪い予報なので難しいコンディションにどれだけ合わせられるかがカギになる」とした。

23日には師匠の尾崎将司の元で1日練習した。師匠からも「大丈夫なのか?」と心配されたという。

出場5試合で3勝と好調の中での首痛欠場だった。「2週間あいたので、練習開始日は不安だった」と振り返った。前年は予選落ち。「しっかり予選を通過して、最終日に向けていいスコアを出せるようにしたい」と話した。