レギュラーツアーに出場している唯一の日本人レフティー、細野勇策(19)が最終日を5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算1オーバー、281で26位で終えた。先月のISPSハンダ欧州・日本トーナメントでは第2日に62のベストスコアをマークし、レギュラーツアー2戦目で初の予選通過。3戦目となる今大会でも、第1日の80位から巻き返して2戦連続の予選通過。第3日には68で19位まで浮上し、トップ10入りを目指していた。

前半は3バーディー、1ボギーと順調にスコアを伸ばしたが、後半に崩れてしまった。10番でボギーをたたくと、11番パー4ではティーショットが曲がり、池ポチャでダブルボギー。その後も2つのボギーをたたいた。終盤の17番、18番で連続バーディーを奪い意地を見せた。

「序盤は良かったし、流れも良かったが、昨日からティーショットがずっとフェアウエーにいかなくて。後半はどうにもならなくて、荒れてしまった」と反省の弁。それでも、国内屈指の難コースで4日間を戦った経験は大きい。「ティーショットの精度や打ち分け、深いラフへの対応力など課題はみつかった。収穫はパター。イメージが出るようになった」と感想を口にした。

今後は日本オープンや日本プロゴルフ選手権の予選会に出て、本戦への出場を目指す。