女子ゴルフのブリヂストン・レディースが19日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦で開幕する。

予選ラウンドを渋野日向子(23=サントリー)、前年優勝者の稲見萌寧(22=Rakuten)と同組で回ることが決まった、2週連続Vを目指す渡辺彩香(28=大東建託)が18日、前日会見を行い、ペアリングについて「楽しみです」と話した。「しぶこちゃんと回るのは初めて。萌寧ちゃんと会うのも久しぶり。タイプが違う3人。それぞれのプレースタイル、攻め方が楽しみです」とした。

今年から米ツアーに本格参戦する渋野は昨年11月以来、約半年ぶりの国内ツアー出場。「しぶこちゃんの久々の試合とあって、ギャラリーもたくさん来てくれると思う」と“しぶこ効果”も歓迎した。

ドライバーの飛距離を武器としている。渋野は地面の球を直接ドライバーで打つ「直ドラ」を練習しているが、自身の「直ドラ」披露については「いやー、そんな精度なくて」と苦笑い。「必要な時があったらやるかもしれません」とするなど、渋野とダブル「直ドラ」の可能性も出てきた。

前週、ミセス初Vとなる約2年ぶりのツアー通算5勝目を挙げたばかり。会場に駆けつけた柔道家の夫・小林悠輔(28)とのツーショットについて言及。「2人の写真を大きく取り上げていただいて、かなり反響がありました。今までの優勝とは違うというか。いい写真だったね、と言われる。勝てたのはうれしいですが、2人でああやって写真を撮れたこともうれしい」と喜んだ。

今大会のコースの印象について「距離は長いなと思う。長いですが、グリーンそんなに大きくない。そのあたりが難しい」とした。一方で「届かないホールもあるといっている選手もいると聞いたが、そういうのはない。そういう意味では距離のアドバンテージを生かしていきたい」とした。

2週連続Vに向けて「先週、やり続けたように、どんな試合でも攻めていくのが1番。初日からそういう気持ちで戦う」と意気込んだ。